相続財産の調査
相続手続きを進めるにあたり、遺産分割が必要になります。この遺産分割をするためには、被相続人の財産の内訳が必要になります。そのために相続財産の調査を行います。
相続財産には現金以外にも財産として扱われるものがあります。こちらではその中の一般的な相続財産についてをあげていきます。
プラスとなる相続財産
- 土地や建物などの不動産
- 現金、預貯金
- 有価証券(株式・国債・手形)
- 車
- 生命保険(受取人が指定されている場合は含まれない)
マイナスの相続財産
相続財産はプラスとなるものだけではありません。借金などの債務も相続対象となりますので、返済義務も相続されます。
- 負債、住宅ローン等
被相続人が生前に自身の財産を目録など一覧にしていれば良いですが、そのようなケースはあまり多くはありません。また明記されていない財産がある場合も考えられます。
財産についての情報が全くない場合に、一から財産の調査を行う事はとても時間と労力を必要とします。まずは相続の専門家へと相談をしてみましょう。